【国民年金基金連合会】横暴だ!!・・・その1
以前に前職の確定拠出年金が国民年金基金に強制移管された話を記事にしました。
いま分かっていることをまとめてみます。
経緯
・2017年8月まで前職の企業型確定拠出年金に加入・・・A
・2017年9月1日に現在の職場に転職
・2017年9月から現職の企業型確定拠出年金に加入・・・B
(運営管理機関は前職と異なる)
ここで重要なのは、AからBにお金を移管させるには移管手続きが必要ということ
現状
計2,978,543円の確定拠出年金が以下の①~③に自動で振り分けられた。
①退職一時金として現金が銀行口座に振り込まれた。・・・512,700円
②転職先の確定拠出年金へ一部が自動移管された。・・・540,443円
③移管手続きを忘れており、残りが国民年金基金へ強制移管された。・・・1,925,400円
で、どうしたいのかというと、③を現在勤めている会社の確定拠出年金に移管し、自分でファンドを選び運用したいのです。
ただしこれにはなぜか条件があって、転職してから6カ月以内に移管手続きが必要とのこと。
そして私はこの移管手続きをしていませんでした。
確かに私に落ち度はあります。
でもこれだけの事で65歳までこのお金に手を付けられないのはおかしくないですか?
だってその間このお金は運用されず、毎月管理手数料を取られるんですよ?
ちなみに管理手数料は毎月51円です。30年間で30×12×51=18,600円もかかります。
ふざけんな。
なんだそれは。
誰が得する?
国民年金基金のホームページで調べてみるとなぜかイデコのサイトに飛ばされ、以下のような注意書きがなされていました。
・資産の運用がされません。
・管理手数料をご負担いただきます。
・自動移換中の期間は、老齢給付金の受給要件となる通算加入者等期間に算入されません。そのため、受給可能年齢が遅くなることがあります。
全然いい事ないじゃん。
マジで何なの?
しかも、サイトの下のほうにこんな文章が載っていました。
~自動移換者の減少に向けた取り組み~
自動移換者を減少させる取り組みとして、企業型確定拠出年金の資格喪失後6ヶ月以内に新たにiDeCoの加入者になったことが確認できた方や、自動移換の状態で新たにiDeCoの加入者になったことが確認できた方は、移換の申し出をすることなく、企業型確定拠出年金や特定運営管理機関からiDeCoへの移換処理が行われるようになりました。
やっぱりダメだって自覚してるじゃないか。
良くないから自動移管者を減少させようとしてるんでしょう?
意味わからん。
というわけで直接この国民年金基金連合会というクソ組織に電話して聞いてみました。
私
「あの、以前に転職をしたんですが、その時加入していた確定拠出年金が国民年金基金に強制移管されてしまいまして。今の会社でも確定拠出年金に加入しているのでこちらに移管したいのですが。」
担当者
「はい、移管のお手続きですね。基礎年金番号を教えてください。」
私
「xxxx-xxxxxxです。」
担当者
「ありがとうございます。転職されたのはいつですか?」
私
「2017年の9月です。」
担当者
「あ・・・。少々お待ちください。」
私
「はい。」
担当者
「大変申し訳ありませんが、転職されてから3カ月以内に手続きをしないと移管できないんです。」
→6カ月じゃねぇのか?
私
「え?じゃあ今預けているお金はどうなるんですか?」
担当者
「えーと、65歳までそのまま手を付けることができません。こちらで保管ということになります。」
私
「・・・」
担当者
「でも、この金額を預けていれば将来的に年間16万円が毎年受け取れますよ。生きている限りもらい続けられるので長生きするほどお得なんです!」
→問題はそこではない。そもそもインフレしたら目減りするだろう。
私
「いや、でも管理手数料とか払い続けるんですよね?それも強制的に払わされるんですか?」
担当者
「手数料?ちょっとそこはわかりませんが、生きている限りずっと受け取れるので大変お得ですよ。」
→だから問題はそこじゃないんだって。てか、手数料の事知らんのか?
私
「いや、論点はそこじゃないんですが。。。ちなみにどうやってもこのお金は移管できないんですか?何か手段はないんですか?期間内に手続きをしなかったというだけで大事な資産の取り扱いがこんなに変わってしまうなんておかしくないですか?」
担当者
「えと、少々お待ちください」
担当者
「お待たせしました。やはりできません。仮にもう一度転職をされてその会社に企業型確定拠出年金の制度があれば移管できます。」
→移管したければ転職しろってか?ふざけんな。
私
「つまりもう一度転職しない限りこのお金は運用されないことになるんですね。ずいぶん無茶苦茶な話ですね。」
担当者
「そういう決まりなんです。」
→ダメだこいつ
私
「わかりました。どうもありがとうございました(棒読み)」
話になりません。
あまりにも無茶苦茶だし担当者の知識も欠けていると見えます。
これは少し調査が必要ですね。
続きはまた書きます。