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転職して孤独を抱える30代男の暇つぶし投資日記。

【ABBV】それでもやっぱり買いたくない

昨日の記事でアッヴィを褒め称えたわけだが、やはり「今」買うという選択肢はないな。



感染症治療薬の悲しい運命


C型肝炎治療薬マヴィレットの売り上げは今年だけで日本円にして4000億円のに上る見通しだ。これだけで日本の中堅製薬会社一社分の売り上げと同じくらいだ。


では今後もマヴィレットが売れるのだろうか?


皮肉にも、感染症治療薬というのはその優れた治療効果ゆえに感染症そのものをこの世から消し去る。もちろんウイルスとともに。


そのため、いずれ何処かの時点で売り上げは減少に転じ最終的にはゼロに限りなく近づく。


WHOは2030年までにC型肝炎を撲滅することを目標としており、決して無理な数字ではない。


つまり、マヴィレットは確実に売れなくなることが約束されてた悲しい薬剤なのだ。


この辺はがんや生活習慣病の治療薬と大きく異なる点だと思う。


売上予測はしやすい(はず・・・)


患者の人数、患者の増加率、治療成功確率あたりの数値が分かれば、C型肝炎が根絶されるまでの売り上げをある程度予想することができるはずだ。


それに売れなくなることが分かっている市場にジェネリックが参入するとも思えないため、売り上げを左右する競合の出現リスクがほとんどない。


よってマヴィレットは市場を独占しながら緩やかに衰退していくと考えられる。


株価と切り離せば・・・


アッヴィが人類にまた一つ貢献したことは間違いない。


治療期間を短縮しただけでなく、競合するハーボニーの半額で販売することにより、より多くの患者がアクセスしやすくなった点は大いに評価されるべきである。




でもでもでも・・・


ヒュミラに売り上げを頼っている以上、バイオシミラーの動向がはっきりするまで買いは控えたほうがいい。とりあえず市場の方向性を見極めてから投資するのがベターだろう。


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