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30代男のえげつねぇ投資日記

【QQQ】なぜ高配当からハイテクグロースに方針転換したのか

理由は簡単です。


DX然り、ハイテク関連の需要がすさまじいことを肌で実感したからです。


私の職場も例外ではなく、今まで紙の文書で記録していたものをすべて電子に移行し、業務効率化を推進する方向に舵を切っています。さらに、それらの膨大な電子データから価値を見出そうというプロジェクトも発足しています。しかも、そこにかける予算が半端ではなく、会社の本気度が伝わってきました。同業他社の動向もチェックしていて、メールで上司が「他社ではデジタル化がこんなに進んでいるらしいよ」と度々情報を共有してくれます。あっちをみてもデジタル、こっちをみてもデジタル、、、


乗るしかない、このビッグウェーブに。


会社にはあまり行きたくないけれど、現場レベルで色々な気づきがあるので、投資のための情報収集だと思って日々の業務に邁進しております。


ここで一つ失敗談を。


Veeva Systems(ティッカーシンボル:VEEV)という会社をご存知でしょうか?

ヴィーバ・システムズ(Veeva Systems Inc.)はグローバル生命科学業界向けにクラウド・ベースのソフトウェア・ソリューションを提供する会社である。【事業内容】同社の提供するソリューションはマルチチャネル顧客関係管理、規制されたコンテンツおよび情報管理、マスターデータおよび顧客データ管理などを含む。同社は多くの領域へソリューションを提供する。Veeva CRM系列製品はマルチチャネル顧客関係管理に応用して、多数の接触点から顧客ニーズを協調、パーソナライズドする。規制されたコンテンツ管理と情報管理ソリューションVeeva Vaultはコンテンツ中心のプロセスの管理を可能にする。ヴィーバネットワークマスタデータ管理ソリューションは顧客マスタおよび製品マスタデータの管理を提供する。ヴィーバのデータサービスは顧客参照データに応用するVeeva OpenData及びデータに応用するVeeva KOL Dataを含む。


-楽天証券より引用-

要は、クラウドでVeeva独自のプラットフォームを用いた情報管理を顧客に合わせて最適化するよ、ということです。


例えば、報告書をVeeva上にアップロードし閲覧可能にしたり、承認フローを電子署名を用いて迅速に回すことが可能です(これも脱ハンコへの取り組みになるのかな?)。もちろん個別に権限設定することで、クラウド上の文書へのアクセス権を制限することも可能です。


これらはあくまでも一例で、ほかにも様々な機能があります。


当然、VEEVへの投資を検討し、実際に購入しました。


しかし、購入してしばらくたった時にコロナショックで株価が大暴落。結局狼狽売りしてしまいました。

取引履歴を見てみると、147ドル台で購入したVEEVを、119ドルで売却してしまいました。ちなみに現在の株価は273ドルで、コロナショック時から2倍以上に上がりました。プギャー。


話を戻します。


コロナ後の市場をけん引したのは結局はハイテクでした。そして、高配当株は。。。お察ししください。もちろん高配当でも銘柄によってはディフェンシブなものもあったと記憶していますが、私にその銘柄を選定することは能力的に不可能でした。


そうなってくるとETFの出番です。ハイテクの組み入れ比率が大きいETFとして、VGTとQQQを候補としました。正直パフォーマンスはどちらを選んでも似たようなもんだと思いましたが、セクターが情報技術に偏ったVGTよりも、他のセクターが組み入れられているQQQの方が分散が効いてよかろうということで購入を決意しました。


平均購入価格は275ドルで、現在316ドルまで上がってきてくれています。現在プラス14%です。すごい。何がすごいかというと、QQQを購入したのが去年の9月半ばだということです。4カ月で14%ですよ?すごくないですか?


ある程度の含み益が出ているので多少の下落では狼狽しません。ETFなので倒産の心配もないです。そしてきれいな右肩上がり。順張りには最適なETFですね。


世界は本格的にDXの時代に突入しています。今まで通用していた投資手法が相対的にオワコン化するかもしれません。時代に沿った投資手法をいかに取り入れられるか、それがこれからの混沌とした時代を生き残るカギになりそうです。

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