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30代男のえげつねぇ投資日記

【QS】私がクアンタムスケープを購入した理由

クリエネ全盛期の昨年12月、EV関連銘柄を持ちたいと思い情報を収集していました。EVの電源は現在はリチウムイオン電池が主流ですが、どうやらその先があるようで、カギとなるのは全個体電池であるというところまでたどり着きました。


それで、全個体電池銘柄に関する情報を収集していたのですが、フォーブスの下記の記事が目に留まり、QSを監視銘柄としてウォッチすることになったのです。


書き出しはこうです。

ドイツのフォルクスワーゲン(VW)やビル・ゲイツらが支援するバッテリー新興企業の「クアンタムスケープ(QuantumScape)」は12月8日、同社のEV(電気自動車)用バッテリーの性能が、現在市場に出回っているほとんどの競合プロダクトを上回る性能を誇ることを示すパフォーマンスデータを開示した。

ポイントはこうです。
・わずか15分で容量の約80%の充電が可能
・通常の走行条件であれば12年間の耐久性能を持つ
・氷点下の気温でも十分に動作可能
・VWが出資していて、将来的にVWの車に搭載される可能性が高い


さらに、

リチウムイオン電池の開発者で2019年のノーベル化学賞受賞者のマイケル・スタンリー・ウィッティンガムは、「全固体電池を作る上での最大の課題は、低温でも300マイル(約482キロ)以上の航続距離を維持しながら、高エネルギー密度や急速充電、長寿命サイクルという要件を同時に満たすことだ」と述べている。

「今回開示されたデータは、クアンタムスケープのバッテリーがこれらの要件を完全に満たすことを示している」とウィッティンガムは、12月8日の声明で述べた。

とのこと。


しかし、世界中で開発が積極的に進められている中で、熾烈な競争が繰り広げられているとの事。

しかし、この市場の競争は今後も熾烈なものになりそうだ。全ての自動車メーカーらが、バッテリーパックの密度を高め、小型化に向けて先を争っている。EVバッテリー市場では、韓国のLG Chemやサムスン、中国のBYDやCATL、日本のパナソニックらも激しい戦いを繰り広げている。


そんな中、今年の2月、さらに大きな進捗があったことがブルームバーグが報じました。

QSはEV向けの個体リチウムメタル電池の開発を目指しており、技術を実用化する上で乗り越える必要があった多層バッテリーセルの製造に成功したとの事。ここら辺が技術的なブレイクスルーだったそうです。


直後、QSの株価は急伸し、一時12%を超える場面もありました。だいたい56ドルくらいだったと思いますね。


この時点でようやくQSに投資する決意が固まり(個体電池だけに)、機会をうかがうことになります。急伸した株は翌日以降軽い調整に入るのが世の常であるため、私は翌日以降の株価を監視し続けました。


結局一括購入はリスクが高いと考え、分割購入していき、最終的に約50ドルの取得単価で保有するに至ります。


そして、現在・・・
前日終値で52.32ドル!


うん、苦しい!この前のナスダックの暴落で一時40ドル割れしてたことを考えれば、株価回復の道半ばだと思っています。実際、暴落前は60ドル超を付けていた期間もあり、なかなかリターンに貢献してくれる銘柄でした。


実は最近、「Oh…別にQSでなくてもいいんじゃないのォ?TMOとか手堅い銘柄で多少守りを固めるのもボクは良いと思うけどねェ(はなわヴォイス)」と悪魔がささやいております。はなわ君みたいに金持ちなら守りを固めたいところなんですけどね。そんな金持ちじゃないし、音速で金持ちになりたい私にとっては難しいところなんですよ。

確かにTMOは手堅い。事業も盤石。大型とはいえグロースの割に割安。買わない理由がないのです。でも、でも、、、


もしかしたら半分売ってTMOに乗り換えるかもしれません!

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